元宿堰稲荷神社

この神社は千住桜木町の鎮守です。
江戸時代の宝暦4年(1754)に創建されたそうです。
この神社のある元宿堰は
隅田川の水運の中継地のひとつであったようです。
隅田川から内陸へ食い込んでくる「いり」が近年まであり
今日では埋め立てられて金木犀の植えられる
公園風の敷地になっています。
おそらくそこの鎮守としておかれたのでしょう。


右の写真は入り口にある大きな石碑です。
元宿堰稲荷神社の社名が読み取れます。

またこの神社の立地しているところは
当時の千住宿と本木村の境界線上に当たります。
それで昭和20年11月に
元宿神社の境内社に編入されるという事態を向かえ
地元としてはそれに抗議した結果
昭和22年2月に再度独立したという
歴史があるそうです。
ちなみにこの間に堤外地だったこの地区は
概ね千住側を千住桜木1丁目とし
本木側を千住桜木二丁目として
街区を住居表示しました。
従ってそ中央にあるこの神社を
双方の鎮守としたことは当を得たことです。


右の写真はその本殿です。拝殿右側に由来の高札が掲げてあります。


さて神社のすぐ南にはかつて千住火力発電所がありました。
かの有名な四本煙突です。

その建設運営に関する神事はこの神社の扱いでした。

それで境内には旧千住四本煙突守護社の碑も立っています。

右の写真はその碑ですが
ややわかりにくい位置に建っております。
大きいものではありませんので探してみてください。