誓願寺

千住大橋のすぐ南西にある由緒ある浄土宗の寺院です。

豊徳山恵心院誓願寺といいます。
国道4号線に面していて瀟洒な佇まいを見せています。
右の写真はその国道に面した正面です。
奈良時代末780ごろの創建といわれますが
長保元年(999)恵心僧都が開基したといいます。
慶長元年(1596)天台宗から浄土宗に改められました。
1000年を優に超す歴史があります。
ご本尊の阿弥陀如来は聖徳太子の作と伝えられます。

他にも多くの文化財があったそうですが
現在に残っているものはわずかです。
江戸時代には日光門跡が通行されるとき
本陣に使っていた勝専寺へ泊れない場合
千住1丁目の慈眼寺、千住仲町の源長寺と並んで
脇本陣に利用されました。

寺地は入り口がせまく
参道をまっすぐ入ると右側に庫裡、客殿を見ながら
御本堂に達します
本堂前は御庭になっていて
緑が豊かです。

後ろ側には墓地が広がっており
敷地は後ろの区立天王公園まで続いています。

右の写真は緑の中に
落ち着く御本堂です。
屋根の上には

珍しい形の宝珠が高く立っています。
境内は広くないので参拝は静かにお願いします。

なお、江戸名所図会はこの寺院にかなりの量の
記事を載せていますがその大部分は
開基の恵心僧都の事績に費やされており
現在のこの寺院に関する言及は
極めて僅かでした。