不動院

桜の寺として知られるこの寺は千住一丁目
慈眼寺のとなりにあります
春、桜の季節
門を入ると一面に散り敷く桜の中を通って
本堂に参ります。
門の脇には八重桜、
時期が少し遅れます。
中は染井吉野の並木です。
写真は平成21年4月
本堂の前に桜吹雪が待っている
時、撮影しました。

参道の両側には
多くの石像、祠が祀られています。

この寺院は鎌倉時代末期の
元弘2年(1332)に創建されました。
その翌年には鎌倉が陥落し
南北朝の戦乱が始まると言う
まさにその時期です。
本来は慈眼寺の護摩堂であったが
独立して一寺となったと
新編武蔵野国風土記には
記載されています。
正式には白幡山不動院薬師寺といい
新義真言宗の寺院です
本尊は不動明王です。

右の写真は本堂です。
正面やや西よりに
簡素な姿を顕しています。
この季節、桜の花とよく合います。

また文化財としては
庚申塔が3基
それぞれ元禄15年、安永6年、
文化11年のものです。
千住宿の無縁の遊女を供養した
万延元年の供養塔
文久元年の常夜灯などがあります。

境内にはその縁の
不動明王の石像を始めとして
聖観世音菩薩立像
石像九重の塔などがあります。
下の写真は不動明王石像です。
後ろに観音菩薩
右手に大震災の時の供養塔が
写っています。
写真は載せていませんが
境内でひときわ目立つ芸州供養塔は
明治維新のとき官軍として従軍し
千住宿の警備を担当した
広島藩の応変隊の会津戦争における
戦死者を葬ったものです。

千住七福神では福禄寿を祀っていましたが
平成20年の七福神見直しによって
河原町稲荷神社に移ったので
現在七福神は祀っていません。